熱が下がってから

インフルエンザでは、熱が下がってからも行動に気をつけなくてはならないことがあります。
再確認しておきましょう。
インフルエンザは高熱が出ると同時に、悪寒や寒気、節々の痛み、関節痛、筋肉痛などを感じることが多くあります。
それに合わせ、風邪のような症状が出るので、一見風邪と診断を間違えることがあります。
また、熱が下がったから、と診察を受けず、風邪と自己診断してしまうこともあります。
でも、この病気は、熱が下がり始めるころからウィルスを体外に排出します。
ですから、熱が下がったから、とすぐに行動を起こすと、人にウィルスを感染させてしまう危険性があるのです。
インフルエンザの治療方針では、健康な人で一週間の猶予を見ることが大切とされています。
また、学校などでは、熱が下がってから48時間は登校させないこと、医師に完治の証明をしてもらってから登校すること、などの目安を決めています。
それだけ、熱が下がっても人にうつす可能性がある、ということを知っておかなくてはなりません。
もちろん、実際には48時間を超えてもウィルスを放出していることもあるようです。
治療の経過に個人差があるので、必ずこの時間を経過すれば大丈夫である、ということは断定できないのです。
熱が下がってくるのは、抗インフルエンザ薬をどのタイミングで使い始めたか、ということにも大きく関係してきます。
抗インフルエンザ薬はウィルスの増殖を抑える働きがありますので、増殖し始めているときに適切に投与すれば、熱は早く下がり始めます。
増殖が広がっていれば、それだけ熱が下がるのは遅くなってしまうのです。
こうした薬の力により、早く楽になる場合もありますが、この場合でも、やはり熱が下がってから48時間は外出を控え、人との接触も控えておくことが大切です。
家族同士でもできるだけ生活を分けることで感染を止めることができますので、熱が下がっても油断せずに注意するようにしましょう。
また、熱が下がっても抗インフルエンザ薬が処方されている場合には、最後まで薬を使いきるようにしましょう。
熱が下がったからといって薬を中断することのないようにします。
途中で薬をやめると、症状が再発することもあります。
ウィルスが完全に対外に排出されるまでは、必要期間決められた方法で薬を使用することが大切です。
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