予防する(うがい)

インフルエンザの予防に効果がある、といわれているのが、手洗いとともに行うべきとされているうがいです。
ところが、この習慣について調べてみると、他国ではうがいを重要視していないところもあり、効果については賛否両論あります。
ただ、日本では古くから感染予防としてうがいを提唱しています。
うがいの効果は、口腔や喉を水分で洗浄することにより、こうした器官に付着しているほこりや細菌などを飲みこまないように外に排出させる、というものです。
喉は繊毛運動をしており、これによって細菌やほこりを体外に排出させる働きがありますが、うがいをすることによってこうした働きを活発にさせる、という効果もあります。
インフルエンザに対する予防効果についてですが、これについては科学的な根拠がないといわれてきました。
それは、器官に付着したインフルエンザウィルスが20分ほどで体内に取り込まれていく、という性質があるといわれるためだそうです。
20分ごとにうがいをするというのは現実的ではないことから、うがいがインフルエンザの予防に効果があるということは断定できないとされてきたのです。
ただし、まったくうがいをしないよりは数回でもうがいをするほうが殺菌や除菌の効果があるということは間違いありません。
外から帰宅した際に家に菌をもちこまない、という効果を得るためにも、やはりうがいは効果的な予防法の一つであるということができるのではないでしょうか。
ですから、手洗いとともに習慣づけて行うのがいいでしょう。
効果的なうがいの方法として、まずは液体を口に含み、唇を閉じて頬の筋肉を使い、くちゅくちゅと動かして口の中を洗いましょう。
これによって口内の細菌を排除することができます。
次はもう少し奥の咽頭の部分を洗います。上を向いて声を出しながら喉を洗いましょう。
「オ」の音を出しながら洗うのが適当でしょう。
声を出している時、咽頭のかなり奥の部分にうがい液が達するので、上手に声を出しながらうがいをするといいでしょう。
これを飲みこまないように吐き出すことも大切です。
かなり奥まで行くと慣れないうちは飲み込んでしまったりするので気をつけましょう。
うがいをするためには、特定のうがい液でなければならない、と思い込んでいる人もいるようですが、口腔内を洗って外に細菌を排出させる、という意味では水道水でもかまいません。
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