型を知る(B型)

日本でA型についで馴染みがあるインフルエンザの型にB型があります。
A型のインフルエンザが鳥や豚、人などに感染するのと比べ、B型は人だけに感染する、という特徴があります。
ただし、人に感染した場合、A型と大きな差がないといわれ、その症状だけでは明確に区別することはできません。
A型と大きく違うのは、そのウィルスの構造上の特徴などにおいてです。
まず、B型は人にだけ感染するといわれているウィルスなので、種を超えた変異をするという心配がないため、予防としてのワクチンなどが長期に継続して効果を発揮するといわれています。
A型に比べると遺伝子が安定しているといわれているので、そのために変異性が高くないということができるのかもしれません。
そのため、免疫も長続きする傾向が強く、爆発的な流行をすることもあまりありません。
部分的、散発的な流行が多く、たとえば日本で流行する年を調べてみると、ほぼ1年おきに流行となっているようです。
病気の症状としては、A型とほぼ同じ症状を起こしますが、発熱、筋肉痛、関節痛などに加え、胃腸などの消化器症状が出るのが特徴となっています。
こうした症状が現れた場合には、B型インフルエンザを疑ってみる必要があるでしょう。
元々B型は、A型のインフルエンザ患者の中で、それまでとは異なったウィルスの構造をもつものが分離され、それをB型と名付けることで始まりました。
そのため、A型とは少し異なった症状が確認されることがあるのです。
B型は大きく分けると2種類あり、さらにこれらを細かく分類することができるといわれています。
効果的な予防としては、やはり予防接種だといえるでしょう。
型が変異しにくいという性質があるため、一度の予防接種で長い期間にわたり効果を持続することができるといわれています。
また、日本では冬に流行することが多いので、温度と湿度を保つこと、外から帰ってきたら手洗いうがいを励行すること、積極的に換気を行うことなどは、A型のインフルエンザに限らずB型の予防においても効果的です。
治療をするには抗インフルエンザ薬を用いるのが一般的ですが、消化器症状などが強く出る場合もあるため、こうした症状への対処療法を行うことも大切です。
潜伏期間、発熱期間などはA型と大きな差はありませんが、消化器系の症状が出た場合、体調が戻るまでに長期間を必要とすることもあるので注意しましょう。
また、子供の場合、こうした症状が重症化する傾向もありますので注意しましょう。
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